腰痛の原因・改善・予防など

①腰痛の主な原因はどういったものが考えられますか?

医学的に、腰痛の原因は9割以上が不明と言われています。
逆に言えば、お医者さんが特定できる腰痛は1割以下ということになります。 (癌、感染症、骨折その他)

私たち整体師が手がける腰痛は、その他9割ということです。 椎間板ヘルニアですら、腰痛の原因とは言い切れません。

「ところで、どんな症状のことを腰痛っていうの?」

□ 朝、腰が痛くて目が覚める‥
□ 起きる時に腰が固まったように痛い‥
□ 座っていて立ち上がる時に痛い‥
□ ぎっくり腰で痛くて動けない(西洋では魔女の一突きと言うそうです)
□ 腰が痛くて病院に行ったら、椎間板ヘルニアといわれた‥
□ お尻や太もも、スネに痛みやシビレがある‥
□ 足腰が痛くて足が前に出せない(長く歩けない)‥

どれも腰痛と言っていいでしょう。

どんな仕事や動作に原因があるか?特定は難しいです。
抽象的な言い方ですが、無理をし続けていると腰痛になる。

腰には、肋骨や骨盤のような骨組みになる部分がありません。 1本の背骨以外は、全て筋肉が支えています。 寝ていない限り、何十キロ(人によりそれ以上)もの上半身を、 筋肉が一日中支え続けているのです!

また、筋肉は動くためにあるもので、 じっとしているためにあるものではありません。 手を思い切り握ったままにして見て下さい。 何十キロという静止筋力を使い続けることは、大変ですよネ。

同じ姿勢を続けていることにより、筋肉は緊張していきます。 緊張が長時間続くと、血行が悪くなり、筋肉が凝り固まっていきます。

コリが続くと、カラダから痛みやシビレるという危険信号が出されます。 そこで私たちは始めて、カラダの異常を感じるのです。

痛みやシビレが続くと、更に筋肉や血管が緊張して血行不良が増し、 痛みやシビレが増していきます。

その状態が長期化することにより、
カラダ(筋肉)に必要な酸素や栄養分が、慢性的な供給不足になります。

痛みの悪循環

この状態が何ヶ月も、何年も、何十年も続いた状態が慢性腰痛です。

我々動物のカラダ(特に筋肉)は、
適度に動かして快適な状態になるように設計されています。

想像して下さい。
同じ姿勢を続けることは、柱に軽く縛り付けられているようなものなのです。

これでは腰も痛くなるような気がしませんか? 更に精神的なストレスが加わると、心身が疲労して、腰痛が悪化していくと思われます。


②腰痛の多い職業などはありますか?

当院にメンテナンス目的で定期的に来院されるご利用者さんで慢性腰痛をお持ちの方が多いのは、

■仕事で、長時間の座位/立位またはその両方を強いられる
□パソコンで仕事をする人
□運転の仕事をしている人(タクシー・トラック・大特車両、車での営業職‥)
□大人数を相手にする厨房の仕事をする人 etc..

■前かがみの多い仕事
□保育士・介護士・理容師・調理師 etc..

■大きな力を必要とする仕事をする人
□農業、漁業、大工さん、カソリンスタンド、電気・配管工事‥ etc..

■長時間の残業・休日出勤が続く人
□会社員、教員、公務員の方々やショップ店長さんなども危ないですよ

■仕事も飲み会も趣味(特にハードなスポーツ)も一生懸命な人
□二昔くらい前に言われたいわゆる、猛烈社員型ですネ

などの方々です。

腰痛の原因は同じ姿勢を続けることと心身の疲労。
多くは、仕事/看病/介護/人間関係など、人それぞれで、 且つなかなか止められないことが多いのが現実です。


③改善・予防のために大切なことは何ですか?

腰痛の主因は、同じ姿勢を長く続けることだと考えられます。
そこに、ストレスや心配事、蓄積した疲労が加わることにより、悪化・慢性化していくと考えられます。

症状や程度が複雑多義にわたるので、
改善しやすい腰痛のタイプを特筆するのは難しいことです。

強いて言えば、

・若い人
・筋肉の発達した人
・こまめに動く人
・前向きな人や切り替えの早い人

(痛みが出るのを待って対処するのではなく、痛いが出ないように対策を心がける人)

は回復が早いようです。

ここまで述べたように、腰痛は誰にでも起こりうるもので、

i.痛みの悪循環に陥らない

ii.もし痛みの悪循環に陥っても、
・なるべく早い時期に
・なるべく症状の軽い段階で痛みの悪循環を断ち切る

iii.自分にあった腰痛防止策を見つける


が肝要だと考えます。


予防としては、

■同じ姿勢を続けないよう心がける
例え長時間のデスクワークでも、
15~20分に一度は、立つ、背伸びする、深呼吸するなど 一息入れる動作を行うようにして下さい。
ほんの数秒でも良いです、回数を多くして下さい。 トイレに行く、水のみ場にいくのはもっと良いです。

■毎日10~15分程度の歩行を複数回行う
毎日、1時間のウォーキングを意気込むより、歩く回数を増やすこと。 ゴミ捨て、おつかい、小間使いなどは進んで引き受けて下さい。
通勤も含めて、近所に行くのになるべく車は使わない。 (青森の人々はこれが重要かも‥)

■何時でも何処でもできるストレッチを癖にする
「簡単」「気持ちが良い」これが重要です!
上半身を前後左右に倒す、カラダをひねる、背伸びをする etc。 何もできなければ、深呼吸をして下さい。

■複式呼吸をする
腰の筋肉は呼吸との関係も深いです。
笑う、歌うなど、横隔膜を早く動かすこと。
ヨガ、太極拳などのように、深く・ゆっくり大きく呼吸すること。
解らなければ、犬のような早い呼吸と、 猫のようにゆっくりした呼吸を意識してやって下さい。


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